記憶術マスタリー 

具体的な方法

「記憶術」と呼ばれるものには、星の数ほどの種類があります。
その中から、自分に合ったものを見つけるのが、これまた至難の業なのです。
ここでは、記憶術の実際の方法をいくつかご紹介します。

イメージ記憶術

これは、単語などから連想するイメージを使って、記憶をする方法です。
これによって、まったく興味のない分野の単語でも、自分の中のイメージに置き換えることで、覚えることができるのです。
ものを記憶するとい作業で大切なのは、イメージとして脳に焼きつけることです。
一度イメージとして記憶された情報は、時間がたっても忘れません。
数字やアルファベットの羅列を記憶し続けるのは至難の業ですが、そこにイメージを持ち込むことによって、忘れないようにできるのです。
例えば、「薔薇」という漢字を覚えるとします。
この漢字を見ただけでは、画数の多い、難しい漢字だなあと思ってしまいますね。
しかし「薔薇」は植物なので、そこから草冠がついていることを覚えておくことはできるでしょう。
それに加えて、「薔」という字には「土の間に人々がいて、何回も薔薇をそだてている」などというイメージを付け加えて覚えるのです。

物語記憶術

イメージ記憶術をさらに発展させたものが、物語記憶術です。
一連の単語などを、物語にして覚えてしまおうというものです。
例をあげてみましょう。
「舟状骨」「月状骨」「三角骨」…。
興味のない人には何のことだかわかりませんが、人間の体にある骨の名前です。
これを記憶しなければならないとします。
しかし、興味がなければ、なかなか覚えられませんね。
これらの単語を記憶するために、例えば次のような物語を作ってみるのです。
「水の上を舟が進んでいます。空には月がかかっています。三日月です」。
どうでしょうか。
単語だけを何とか頭に入れようとするよりも、スムーズに覚えられるのではないでしょうか。